作業予定日時
2026年8月中旬 実施予定
※日程は変更になる可能性がございます。
※作業時間中はサービスを停止するため「楽楽請求」をご利用できません。
バージョンアップ内容
新機能
- 発注書・納品書と請求書の自動照合を行う「自動照合オプション」
※オプションサービスのため、別途ご契約が必要です
- データ出力時に複数の請求書をまたいで仕訳をまとめる「仕訳集約機能」
- ログインパスワードのセルフリセット機能
- 「カスタム設定」>「項目設定」に入力タイプ「日付」項目を追加
仕様変更
- 支払依頼申請における申請単位および紐づけ件数上限の拡張
新機能
1. 発注書・納品書と請求書の自動照合を行う「自動照合オプション」
「自動照合オプション」とは
これまで請求書と発注書・納品書の照合業務は、担当者が目視で行う必要がありましたが、「自動照合オプション」を利用することで、「楽楽請求」に取り込んだ請求書データと、事前にインポートした照合元データ(発注・納品データなど)をシステム上で自動照合できるようになります。
※オプションサービスのため、別途ご契約が必要です。
※提供開始時期は変更になる可能性がございます。
利用メリット
- 照合作業のスピード向上
これまで経理や現場の担当者が、紙や画面で「発注書・納品書」と「請求書」を見比べながら1件ずつ行っていた突合作業を、インポートした照合データをもとに「楽楽請求」で自動化できます。
金額が一致している大半の請求書は「確認不要」となり、金額に差異がある「要確認の請求書」のみを確認いただくため、確認に要する時間が短縮されます。
- チェック精度の向上とミスの防止
目視によるチェックで発生しがちな「見落とし」や「計算ミス」をシステム上で排除します。さらに、一度請求書と紐づいた納品・発注データはロックされ、別の請求書に使い回せない仕組みになっているため、意図しない「二重払い」や「架空請求」のリスクを未然に防ぐことができます。
- 月末・月初の業務負荷軽減と月次決算の早期化
請求書の受領から、根拠データとの照合、その後の支払依頼申請・承認までの一連のフローが「楽楽請求」の中で一気通貫で完結します。
月末・月初に集中しやすい経理部門や現場担当者の確認負荷が劇的に下がるため、会社全体の月次決算のスピードアップ(早期化)に直結します。
- 属人化の解消とガバナンス(内部統制)の強化
「誰が、どのデータをもとに、どう照合したか」という結果や履歴がすべて「楽楽請求」上に一元管理・蓄積されます。
承認者も「照合が済んでいるか」を画面上で確認した上で承認できるため、業務のブラックボックス化を防ぎ、監査対応や内部統制の強化をスムーズに実現できます。
対象画面・機能
対象画面と機能は、「自動照合オプション」を契約している場合にのみ表示されます。
- 「請求書」タブ
選択した請求書に対して任意のタイミングで「一括照合」を実行できます。
また、「照合状況」の列にて「未照合/一致/不一致/不一致(理由有)/対象外」などのステータスで照合結果が表示されます。
- 「請求書」タブ>請求書の「詳細」>「照合情報」タブ
請求書の詳細画面に「照合情報」タブが追加されます。左側の請求書と、右側に表示される照合元データの情報(鑑・明細)を見比べながら確認できます。また、「編集」ボタンから、手動での紐づけ追加(上限500件)や解除もできます。
- 「照合元データ」タブ(ヘッダの新メニュー)
照合に利用するデータを管理する画面が追加されます。一覧表示、検索、CSVインポート・エクスポート(一度の上限5万件)が可能です。
- 「設定」タブ>「カスタム設定」>「インポート設定」>「照合元データインポート設定」
自社で利用している販売管理システムなどのCSVフォーマットに合わせて、インポートキーやスキップ項目などを自由にカスタマイズ設定できます。
- 「設定」タブ>「カスタム設定」>「項目設定」>「照合元データ項目設定」/「照合元データ明細項目設定」
照合元データのデータ構造には「鑑」と「明細」があり、それぞれにカスタム項目を最大15件追加できます。予算管理番号や工事管理番号など、貴社の運用に合わせて柔軟に情報を追加して照合キーとして利用できます。
- 「設定」タブ>「業務マスタ」>「取引先設定」>取引先の「基本情報」>「照合条件」
取引先ごとに自動照合を行うための条件を設定できます。条件には「照合期間」と「項目一致」が選択できます。
※「項目一致」で設定できる項目は、以下の掛け合わせです。
・プロジェクト/部門/請求日/支払期日/支払予定日/ファイル取込日
・プロジェクト/部門/「照合元データインポート設定」に設定した項目
2. データ出力時に複数の請求書をまたいで仕訳をまとめる「仕訳集約機能」
これまで「楽楽請求」から出力される仕訳データは、請求書単位の単一仕訳形式のみでしたが、出力時に複数の請求書をまたいで特定の単位(取引先別、部門別など)で仕訳を集約して出力できるようになります。
ご利用想定例
- 借方/貸方の組み合わせが同一の仕訳を集約して仕訳件数を削減したい場合
- 部門、プロジェクト、取引先などの単位で、月次で集約して確認したい場合
- 口座からの支払額や、負債科目ごとの金額をひと目で確認したい場合
対象画面
- 「設定」タブ>「支払/会計設定」>「会計設定」>「計上仕訳出力設定」
- 「設定」タブ>「支払/会計設定」>「会計設定」>「支払仕訳出力設定」
※初期値は「集約しない」になります。
機能
- 集約パターンの設定項目
各仕訳出力設定の画面から「仕訳の集約」を「集約する」に設定した場合、集約方法を以下の2つから選択できます。
- セットで集約する
指定した項目(勘定科目、補助科目、税区分など)が貸借で「すべて完全に一致する仕訳行」を、借方・貸方セットで1行に合算して出力します。
- 個別で集約する
特定のグループで区切り、そのグループ内で借方/貸方をそれぞれ合算して出力します。
- 特定のグループは、「グルーピング単位」にて、以下のどの項目でグルーピングするかを指定できます。
仕訳日/プロジェクト/部門/請求ID・振込ID/取引先
- 借方/貸方は、それぞれ以下のどの項目で合算するかを指定できます。
仕訳日/勘定科目/補助科目/プロジェクト/部門/税率/税区分/摘要/メモ/請求ID・振込ID/取引先
各集約パターンの出力例
ご利用の運用に合わせて、適切な集約方法を選択できます。
■パターン1:借方・貸方を【セットで集約する】
勘定科目や税区分などが貸借で「完全に一致する仕訳」を、借方・貸方セットで1行にまとめます。
-
- 完全に同じ内容の仕訳をまとめたいとき
仕訳の件数をとにかく減らして、会計ソフトへのインポートや確認をスピーディーに行いたいときにおすすめです。
【元の仕訳内容】
| |
借方 |
貸方 |
| 仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 3/10 |
仕入 |
1,000 |
10% |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
仕入 |
1,000 |
10% |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
現金 |
1,000 |
不課税 |
【集約した仕訳内容】
| |
借方 |
貸方 |
| 仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 3/10 |
仕入 |
2,000 |
10% |
買掛金 |
2,000 |
不課税 |
| 3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
現金 |
1,000 |
不課税 |
■パターン2:借方・貸方を【個別で集約する】
「部門」や「請求書」などの単位でグループを作り、借方・貸方をそれぞれ独立して柔軟に集約できます。運用に合わせて、3つの活用例をご紹介します。
-
- 部門ごとに伝票を分けて管理したいとき
部門別のコスト管理は行いつつ、会計ソフトに余計な行数を入れないために、貸方は勘定科目で集約した状態で取り込みたいときにおすすめです。
【元の仕訳】
| |
借方
|
貸方
|
|
仕訳日
|
勘定科目
|
部門
|
金額
|
税率
|
勘定科目
|
部門
|
金額
|
税率
|
|
3/10
|
仕入
|
製造部
|
1,000
|
10%
|
買掛金
|
-
|
1,000
|
不課税
|
|
3/10
|
仕入
|
製造部
|
1,000
|
10%
|
買掛金
|
-
|
1,000
|
不課税
|
|
3/10
|
仕入諸掛
|
製造部
|
100
|
10%
|
買掛金
|
-
|
100
|
不課税
|
|
3/10
|
仕入
|
資材部
|
1,000
|
10%
|
買掛金
|
-
|
1,000
|
不課税
|
|
3/10
|
仕入
|
資材部
|
1,000
|
10%
|
現金
|
-
|
1,000
|
不課税
|
【集約した仕訳】
| |
借方
|
貸方
|
|
仕訳日
|
勘定科目
|
部門
|
金額
|
税率
|
勘定科目
|
部門
|
金額
|
税率
|
|
3/10
|
仕入
|
製造部
|
2,000
|
10%
|
買掛金 |
- |
2,100 |
不課税 |
|
3/10
|
仕入諸掛
|
製造部
|
100 |
10%
|
- |
- |
- |
- |
|
3/10
|
仕入
|
資材部
|
2,000 |
10%
|
買掛金 |
- |
1,000 |
不課税 |
|
3/10
|
- |
- |
- |
- |
現金 |
- |
1,000 |
不課税
|
- 貸方の科目(当座預金など)だけを合算したいとき
借方はそのまま、貸方の勘定科目だけを1行に合算して、実際の口座引き落とし額(通帳の印字)と仕訳金額を一致させたいときにおすすめです。
【元の仕訳】
| |
借方 |
貸方 |
| 仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 3/10 |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
当座預金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
当座預金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
当座預金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
当座預金 |
1,000 |
不課税 |
【集約した仕訳】
| |
借方 |
貸方 |
| 仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 3/10 |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
当座預金 |
4,000 |
不課税 |
| 3/10 |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
- |
- |
- |
| 3/10 |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
- |
- |
- |
| 3/10 |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
- |
- |
- |
- 請求書ごとに仕訳をまとめたいとき
1枚の請求書の中に複数の明細がある場合に、他の請求書と混ざらないよう「請求書(取引)単位」で少ない仕訳でまとめて管理したいときにおすすめです。
【元の仕訳】
| |
|
借方 |
貸方 |
| 請求書 |
仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 1 |
3/10 |
仕入 |
1,000 |
10% |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
仕入 |
1,000 |
10% |
買掛金 |
1,000 |
不課税 |
| 2 |
3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
消耗品費 |
1,000 |
10% |
現金 |
1,000 |
不課税 |
【集約した仕訳】
| |
|
借方 |
貸方 |
| 請求書 |
仕訳日 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
勘定科目 |
金額 |
税率 |
| 1 |
3/10 |
仕入 |
2,000 |
10% |
買掛金 |
2,000 |
不課税 |
| 2 |
3/10 |
消耗品費 |
2,000 |
10% |
未払金 |
1,000 |
不課税 |
| 3/10 |
|
|
|
現金 |
1,000 |
不課税 |
3. ログインパスワードのセルフリセット機能
これまで、ログインパスワードを忘れた際は、社内の管理者への確認(※admin権限で他に管理者がいない場合はサポートへの問い合わせ)が必要でしたが、今後はログイン画面からご自身でパスワードを再設定できるようになります。
対象画面・機能
- ログイン画面
画面下部に「パスワードをお忘れの方はこちら」というリンクが追加されます。
- パスワード再設定画面
ログインIDとメールアドレスを入力して送信すると、入力したメールアドレス宛にパスワード設定メールが送信されます。
※「送信」ボタンクリック後の送信完了画面には、メールアドレスが表示されます。
4. 「カスタム設定」>「項目設定」に入力タイプ「日付」項目を追加
「請求情報」や「支払依頼申請」に任意の項目が追加できる「カスタム設定」に、 「入力タイプ」の「日付」項目を追加します。
これにより、既存の項目以外で必要な「日付」入力項目を増やすことができます。
「検証日」や「納品日」「工期終了日」「承認期限」「イベント開催日」など運用に沿った日付入力項目を作成できます。
対象画面・機能
- 「請求書」タブ>請求書の「詳細」>「請求情報」タブ
- 「請求書」タブ>請求書の「詳細」>「申請の提出」
※上記の画面は、承認期限を設定した場合のイメージです。
- 「設定」タブ>「カスタム設定」>「項目設定」>「請求情報項目設定」/「支払依頼申請項目設定」
仕様変更
1. 支払依頼申請における申請単位および紐づけ件数上限の拡張
これまで支払依頼申請は、取引先単位でのみ、複数件の請求書をまとめて申請することができました。
今後は、取引先が異なる複数件の請求書をまとめて申請できるようになります。なお、1申請の内容を楽に管理できるようにするため「件名」項目を新たに追加します。
また、1申請に紐づけできる請求書の上限件数を従来の20件から100件に拡張します。
対象画面・機能
- 「申請」タブ>「申請の提出」
- 「申請」タブ>「支払依頼申請」一覧
- 「承認」タブ>「支払依頼申請の承認」一覧、および詳細画面
※上記の画面は、以下手順で表示できます。「取引先」をまたいで複数件の請求書が選択可能となります。
・「申請」タブ>「申請の提出」ボタンをクリック>「請求書を選択」ボタンをクリック
・「請求書」タブ>「詳細」>「申請の提出」ボタンをクリック>「請求書を選択」ボタンをクリック
影響箇所
- 「申請の提出」画面の項目変更
- 「申請内容」の「取引先種別」と「取引先」項目が削除され、「件名」項目(任意)が追加されます。
【Before】
【After】
- 「申請内容」の「請求書」に「取引先」および「支払予定日」項目が追加されます。
【Before】
【After】
- 支払依頼申請時の「請求書の選択」にて「取引先」項目が追加され、申請者が閲覧可能な範囲で、取引先に縛られず請求書を検索・選択できるようになります。
- 「申請」/「承認」タブの絞込検索条件の項目追加
「申請」/「承認」タブの絞込検索条件に「件名」項目が追加され、「件名」で対象の支払依頼申請を検索できるようになります。
- 「申請」/「承認」タブの一覧画面の項目追加
「申請」/「承認」タブの一覧画面に「件名」項目が追加になります。また、1申請内で複数の取引先の請求書を紐づけて申請した場合、一覧画面上で複数件の取引先が紐づいていることが分かる表示になります。(取引先が、3社以上ある場合は、「株式会社〇〇...他X件」と表示されます)
- 「過去の申請内容を適用」機能の制限解除
「過去の申請内容を適用」は取引先に縛られず、過去に申請したすべてのデータから選択できるようになります。
検索画面内の「内容」項目が非表示になり、「件名」「取引先」項目が追加されます。
検索条件の「申請者」の初期値には、ログインユーザーが自動設定されます。
(記事ID:4033)